【商品ID 412】
背骨を構成している骨(椎骨)の特徴を示したイラストです。
背骨は約33個の椎骨が積み重なって、脊柱というゆるやかなS字状のカーブを描く柱を作っています。脊柱は5つのグループに分かれています。
それぞれの椎骨の間には、椎間円板(椎間板:ついかんばん)という円形の軟骨の一種が存在していて、背骨のクッションのような役割を果たしているようです。
頸椎(けいつい)は、7つの椎骨からでき、第1と第2頸椎は特異な形状と働きを持ち、運動をしやすい構造になっているとのことです。
その他の頸椎はほぼ同じ形をしています。頸椎は回転など、背骨の中でもよく動けるのが特徴だと言えるようです。
胸椎(きょうつい)は、12個の椎骨からなり、肋骨とともに胸郭という肺や心臓を保護する骨格を形成しています。
ねじるという動作はよくできる部位なのですが、そのほかの動きに関しては制限を受けることもあるようです。
腰椎(ようつい)は、5個の椎骨からなり、椎骨や椎間円板が最も大きく部位になります。上半身の屈曲や伸展の大部分をになっている部位になります。
仙骨(せんこつ)は、脊柱最大の骨で、骨盤の一部でもあり、身体のバランスを働きなどをしているようです。
尾骨(びこつ)は、ヒトによって数が違い、しっぽの名残といえる部位だそうです。
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